ZENN ドラムケース実寸

音家のドラムケースを購入しようと思ったが、サイズ表示に少し不安を感じたので、内寸(実寸)を問い合わせてみた。

商品名  内寸(実寸)  インチ換算(端数切捨)  公称サイズ
DTG10 31x16cm 12.2″x 6.2″ 10″x10″
DTG12 37x28cm 14.5″x11.0″ 12″x12″
DTG13 38x30cm 14.9″x11.8″ 13″x11″
DTG14 42x32cm 16.5″x12.5″ 14″x12″
DFG16 48x41cm 18.8″x16.1″ 16″x16″
DFG18 51x41cm 20.0″x16.1″ 18″x16″
DBG22 65x52cm 25.5″x20.4″ 22″x18″
DSG6 42x21cm 16.5″x8.2″ 14″x5~6.5″スネア用

内径はどれも大きめに作られているようだ。
DTG10とDTG12はサイトに記載されたサイズより高さが小さい。他はほぼ公称通り。
個体差はあると思うが選択する際の参考になると思う。

リズトラの収納

各シェルのサイズ 0.5cm単位で切上げ
各シェルともマウント用の蝶ネジがあるため意外と幅を取る。
HT8″ 26.5×10cm
LT10″ 31.5×11.5cm
SD10″ 31.5×12.5cm
FT12″ 36.5×14cm
BD14″ 40×33cm
※タムホルダーの取付口が四角いバッグの角に来るように平置きすればW37xL37xH32.5cmでギリギリ入る。2012.7.18追記
スローン座面 30.5×9.5cm

※HTはFTの中に入る。
※LTとSDはBDの中に入る(要ヘッド外し)

ZENNのソフトケース 0.5cm単位で切捨て
DFG16 16″×16″(40.5×40.5cm) \2,800
DTG14 14″×12″(35.5×30cm) \1,800
DTG13 13″×11″(33×27.5cm) \1,800
DTG12 12″×12″(30×30cm) \1,500
DTG10 10″×10″(25×25cm) \1,500

※サイズ表記はシェルサイズに対応している様子(蓋部分まで含む高さ)
※ケース内寸ではないためシェルの形状によっては入らない場合がある。

組み合わせ1
DFG16 BD(中にミュート材)とシンバル
DTG12 FT(中にHT)とSD
DTG12 LTとスローン

組み合わせ2
DFG16 BD(中にSDとLTとスローン)とシンバル
DTG12 FT(中にHT)と小径シンバル

組み合わせ3
DFG16 BD(中にSDとLTとスローン)とシンバル
DTG14 FT(中にHT)と小径シンバルとシューズ・小物

ちっちゃくないよ!

一般的なドラムセットに使われているシェルの口径をSD14″/HT12″/LT13″/FT16″/BD22″とすると、
リズムトラベラーはSD10″(0.71) HT8″(0.67) LT10″(0.77) FT12″(0.75) BD14″(0.64)で
普通のドラムセットの2/3~3/4のサイズである。

これをシンバルに当てはめると
HH14″が9.3″~10.5″、クラッシュ16″が10.7″~12″、ライド20″が13.3″~15″となる。
個々のシンバルの出音の違いがあるため、それほど神経質にならなくてもよいとは思うものの、ピッチや音量バランスに与える影響は無視できない。
実際、リズムトラベラーの所有者のレビューやコメントには「通常サイズのシンバルを鳴らすとバランスが悪い」的なものがいくつも見受けられる。先人の言葉には耳を傾けておくべきだろう。

ひとまず
10インチ前後のハイハットと10~15インチのシンバル
の組み合わせが理想的

ということにしておくが、何事にも妥協は必要である。
(もちろんサイズについて、であって出音は良いに越したことはない)
シンバルをスタジオやライブに持ち込む場合でも、奇抜すぎる組み合わせは避けたいところ。
この辺りを念頭に候補を再考したい。