スタジオで委託販売されていたペダルを衝動買いした。
前日持ち込まれて値札も付いてない状態。箱から出したばかりの未使用品で値段は4,000円とのこと。
外観は某オークションで中古美品が1,200円だったFP7210によく似ている。(送料と手数料を足したら軽く倍以上の金額になってしまうのだが、その辺がオークションの魔力である)
2つのモデルをYAMAHAの公式サイトで比較してみたらベルトとチェーン以外は同じだった。
ドラムパーツ検索システム – FP6110A ※ベルトドライブ。エレドラのセット等に含まれる製品。
ドラムパーツ検索システム – FP7210A ※シングルチェーン。現行品。
バイクで移動する私にとって携帯性は大事な要素である。今使っているDW6000CX(チェーン)はカム部のギアが大きくてかさばるので、DW6000NX(ベルト)を選んでおけば良かったかもしれない。
それと、この頃のヤマハのフットボードのデザインはカプールみたいで何となく好感が持てる。
そういった流れでほぼ即決~お持ち帰り。

折りたたむとこんな感じ。スプリングはそのまま。ベルトなのでそれほど気を使わなくていいところが嬉しい。
持ってみた感じはとても軽い。サブフレームの特許を持っているだけあってフレームがスリムに仕上がっている。
家で踏んでみた。
・ベルトだからどうこうといった印象はない。強いて言えば連打の返りが遅いような気がする。
・フットボードは左右に大きくブレるが、真っ直ぐ踏めば気にならない。
・スプリングの調整には10mmレンチが必要。指で締めた程度だとすぐ緩んでくる。
技術が安定していないため、その時その時で道具に対する印象も変わるのだが、これくらいの入門用ペダルで踏めるフレーズは上位のペダルに替えても大概踏めるんじゃないかという妙な安心感はある。ベアリングやヒンジの性能でDWに及ばない点は確かにあるものの、踏んでいるうちに気にならなくなる。特別なギミックは何もないが道具としては完成されている印象を受けた。