病室にテレビとパソコンを持ち込む計画を思いついたので落札しました。
Mouse Computer Lm-mini30B-N
・サイズ:W27×T151×H151(mm)
・SSD TOSHIBA THNSNB030GBSJ(AJRA0201) 30G
・RAM 2GB
・CPU 4x Intel Atom CPU D525 @ 1.80GHz
・VGA NVIDIA(R) ION(TM)
・OS Ubunts 16.04
・VESAマウンタ付き(70″/100″)
落札価格:4,380円
送料:510円
計:4,890円
REGZA 32R9000につないで動作確認、フルスクリーン(1366×768)で動画のコマ落ちが発生しましたが、グラフィックドライバを汎用からnVIDIAに切り替えたところ実用レベルまで改善しました。
右も左もわからないLinux(ubuntu)ですが、良いと思った点を列挙します。
・ディスク容量を圧迫しません。システムと最低限のアプリを入れた状態で4GB未満、スマホの本体RAMでもお釣りが出ます。
・OSの動作を妨げる要因となっているウイルス対策ソフトが不要。
・上記の要素も含めて、スマホに劣る性能のPCでもストレスなく使えます。パーツ構成にもよりますが、重めの3Dゲーム以外なら大抵の事はこなせるのではないでしょうか。
・GUIが洗練されていて使いやすい。
・そして無料。これ大事。
設定を弄っている途中で起動しなくなったときにも、(USBディスクが見当たらなかったので)その辺に転がっていたデジカメからSDカードを抜き取ってLiveCDを作成し、
カードリーダーを本体に接続して自動修復を行ったところ、何事もなかったかのように復旧しました。データのロールバックやドライバの当て直しも発生せず、実にあっさりとしたものでした。
使い勝手に関していいことずくめ、本体サイズも外付けDVDプレイヤー並み、これは予想外に良い買い物をしたなと思っていたところ、病院では電気器具の持ち込みが禁止されたらしく、計画自体が頓挫することになりました。
スティックPCとの差異であったD-subポートが活きる事は今後もおそらく無いでしょう。残念。
ガジェットもといガラクタと化したこのネットトップPCですが、最初に入っていたFireFoxとLibreOfficeなどに加えて、Google Chrome・Flash Player・Mine
Craftなどのアプリをインストールしたところ、サブPCとしては十分な構成になりました。(3Dゲームの設定は必要最低限まで落としています)
この勢いならシャドバも可能かと思いきや、WineをもってしてもDMM Game
Playerはインストール不可でした。残念。
※次回はSteam版の導入を試してみる予定です。
ここ数日使ってみた限りですが、小さなPCにできることをつつましく享受する楽しみというのも悪くないですね。初めてPCに触れた時の感動を思い出しました。
不必要と言えば不必要な出費ではありましたが、赤ランプ点滅のPS3に替わるネット動画再生機が手に入っただけでも良しとしましょう。
もちろん、MHL対応ケーブルの存在を知らない前提での話です。やはり残念。